家売却する時期や、取引が活発な時期が気になる方も多いです。売却するのであれば、売れやすい時期は事前に知っておく必要があります。
ここでは家の売却に勧めの時期や取引が活発な時期、家を売却する時のベストな築年数などの情報を纏めています。また家を売却時に考慮したい市況・社会情勢・イベント・ローン金利についても纏めているので、気になる方は参考にしてみて下さい。
ベストな時期や取引が活発な時期・築年数が決め手
家を売却するにあたり「売るならいつが良いのか」という点は気になります。取引が活発な時期は、2~3月の春先と9~11月の秋時期です。春先や秋は、新生活をむかえるタイミングや転勤・異動などの時期と重なるため不動産取引が活発な時期となります。
ただ家を売却する際は取引が活発な時期だけを注目するのではなく、家の築年数も考える必要があります。例えば買ったばかりの新築物件をすぐに売るのは、あまりおすすめできません。新築物件は相場よりも少し高く金額が設定されています。新築物件を購入して1ヶ月後に売却した場合、販売価格は2~3割ほど下がることが大半です。
一戸建てで新築後3年間、マンションで新築後5年間は固定資産税が安くなるのでコストを考えると、この期間に売却しない方が良いでしょう。
また逆に20年以上住んでいる家も買い手が見つけにくくなります。家の売却を検討しているのであれば築20年以内に売却できるよう、スケジュールを立てておくことがおすすめです。
市況・社会情勢・イベント・ローン金利も考慮しよう
家の売却では、市況・社会情勢・イベント・ローン金利も考慮する必要もあります。市況、社会情勢や大規模イベント等の影響を受けやすいのが不動産の特徴です。不景気の時は不動産価格が下落しますが、好景気の時は不動産価格が上昇する傾向があります。
また大規模イベントが開催されるエリアは不動産価格が上昇することが多いため、大規模イベントがあるエリアに家がある場合は家の売り時と言えるでしょう。
住宅ローンが低金利の状態が続いているのであれば、家の売り時と言われています。住宅ローンの金利が低いほど、利息が少なくなり住宅ローンの総返済額を減らすことができるため買い手から考えると住宅ローンの借入がしやすい状況です。
金銭的な負担が軽減されるため低金利が続いている状況であれば、家の売り時と考えることができます。
ついつい時期やタイミングだけに目が行きがちですが、市況・社会情勢・イベント・ローン金利も踏まえて家を売る時期を決めるのがおすすめです。
家を売却するタイミングのポイント
家を売却する時期としては取引が活発になる、春先から秋にかけて、そして築年数などが関わってきます。さらに市況・社会情勢・イベント・ローン金利を踏まえた上を決めると、より売却しやすくなるでしょう。条件を満たすことが出来ればスムーズに家を売却できる以外に、考えていた以上の金額で売買が成立することもあります。