【不動産売却】不動産売却でローン返済にかかる費用とは?繰り上げ返済や費用を抑える方法などを解説

不動産を売却することが決まったら、ローンの残額を返済しなくてはなりません。そこで繰り上げ返済が必要になるわけですが、その際にもプラスの手数料が発生します。それを知っていれば、賢く無駄がない費用の負担で済みます。

不動産を売却するならこれだけの手数料がかかる

不動産を売却するときには、買取の金額は入る方という意識が強いです。しかし、実は支払わなくてはならない費用も多いです。費用一覧を示してみましょう。買い取ってくれる業者への仲介手数料、売買契約に関わる印紙代や不動産登記の取得代も必要です。場合によってはプロのハウスクリーニングもしておくと良いでしょう。

さらにローンの残高が残っている場合は、完済して所有権を時分のものにしておく必要があります。この返済の金額プラス繰り上げ返済するにも手数料がかかります。必要になる費用一覧を見ても、意外とこまごまと出費が伴います。ですから、売却するときには前もって費用の準備もしておくことが大切です。

また売却後にはその収益に関わる税金関係も発生します。例えば所得税や住民税です。これは時差のある支払いなので、のちのちも費用が掛かると思って管理しておくことが大切です。これだけいろいろかかるので、費用を抑える方法も頭に入れておくことがおすすめです。

繰り上げ返済の事務手数料で節約するコツ

一番大きな金額が動くのが、住宅ローンの残高の返済でしょう。売却に間に合うように余裕を持って繰り上げ返済をする方が安心です。繰り上げ返済というと、利子を節約できるからお得と思いがちですが、実は手数料がかかります。

繰り上げ返済の事務手数料は利用する金融機関などによって異なります。一律ではないので、事前に見積もりを出してもらうようにしましょう。もちろん早いほど金額は低くなります。具体的には三菱UFJ銀行の繰り上げ返済の事務手数料を見ていきましょう。

窓口で対応してもらうケースでは33,000円かかります。しかしテレビ電話なら22,000円ですし、インターネットなら16,500円で済みます。窓口で行員に処理をお願いする方法と、インターネットでは倍の手数料になってしまいます。

費用を抑える方法としては、自分で調べて自分でできることは処理することが一番です。ネットなら時間も気にせずに済みますから、自分にとっても利便性がアップするメリットもあります。

不動産の売却には手数料が意外とかかる

費用一覧を見てもわかるように、忘れがちな点でも手数料は必要です。1つ1つは少額でも合計すると意外と掛かります。ですから、費用を抑える方法をうまく実践して無駄がないに売却にしましょう。